家庭内LAN用のDNSサーバの必要性
ドメインを取得・設定し、いざ自宅のPCからドメインでアクセスしようとしても
ルータの管理画面になってしまったり、根本的に見つからないというエラーがくることもあります。
これはルータがLAN内の名前解決(このドメインはこのアドレスみたいな)ができていないことが原因です。
これを解決するためにはDNSサーバをたてることが必要となってきます。
 
DNSサーバで一般的なのはBINDというものですが、細かい設定ができる反面、設定が非常に煩雑でめんどくさいです。
本格的なDNSサーバをたてるつもりがあるならばBINDがお勧めですが
家庭内LANの名前解決程度であればお手軽な「Dnsmasq」で十分だと思います。
BINDに比べ非常に簡単な設定で名前解決を行うことができます。

設定
まずAPTよりインストールを行います。
# aptitude update
# aptitude install dnsmasq
次に設定を書き加えます。
名前解決を行いたいドメインとアドレスを追加します。
# vim /etc/hosts
ファイルを開き
# [サーバのアドレス]  [設定したいドメイン]
ex)192.168.0.254 debian rainlib.com www.rainlib.com
このように記述します。
アドレスとドメインは各自の設定に変更してください。
この例では「rainlib.com」と「www.rainlib.com」のアドレスは「192.168.0.254」だよ~
と指定する設定となっています。
 
次に「Dnsmasq」がこのファイルを読みに行くように設定します。
# vim /etc/resolv.conf
ファイルを開き
nameserver 127.0.0.1 #(自分自身を参照する)
nameserver 192.168.0.1 #(ルータのアドレス、アドレスは違えども必ずこの行はあると思います)
この一行目をルータの設定の前に書き加えます。
「127.0.0.1」というのは自分自身のことをさし
ルータを呼び出す前に、まずサーバで名前解決ができるか試みる設定となります。
 
以上で設定完了です。

動作確認
設定が完了したらサーバを再起動し、動作確認します。
# shutdown -r now
再起動したら
# nslookup 設定したドメイン
を試してみてください。「hosts」ファイルで設定したアドレスが帰ってくれば成功です。

Dnsmasqの利用方法
Dnsmasqを使用するには、ネットワーク接続のプロパティから
「インターネット プロトコル(TCP/IP)」を選択し
表示されるウィンドウの下部にDNSサーバの設定を入力できる部分があります。
そこにサーバのアドレスを記入すればOKです。
 
次にIEなどからサーバに設定したドメインでアクセスしてみてください。
問題なくapacheなどによるページがみれれば成功です。