Dovecotとは
DovecotとはPOP3/IMAPサーバの一種です。 サーバからメールを受信するためのプロトコルであり、メールの一覧から受信するメールを任意に選択することができます。
非常に簡単な設定をするだけ使用することができるので
先に構築したpostfixと併せて、メールの送受信両方ができるようになります。
設定
まずAPTより必要なものをインストールします。
# aptitude update
# aptitude install dovecot-imapd
# aptitude install dovecot-imapd
設定すべきファイルは
# vim /etc/dovecot/dovecot.conf
■ サーバ証明書の変更
Dovecotが使用するサーバ証明書を指定します。
# 91行目付近
#ssl_cert_file = /etc/ssl/certs/dovecot.pem
#ssl_key_file = /etc/ssl/private/dovecot.pem
↓
ssl_cert_file = /etc/ssl/private/server.crt
ssl_key_file = /etc/ssl/private/server.key
#ssl_cert_file = /etc/ssl/certs/dovecot.pem
#ssl_key_file = /etc/ssl/private/dovecot.pem
↓
ssl_cert_file = /etc/ssl/private/server.crt
ssl_key_file = /etc/ssl/private/server.key
■ メールの保存形式の指定
Postfixの導入で「Maildir」形式を指定しているので、それにあわせます。
# 208行目付近
#mail_location =
↓
mail_location = maildir:~/Maildir
これだけで設定は完了です。今回は「imaps」を指定しましたが、これ以外にも「imap」を指定できます。#mail_location =
↓
mail_location = maildir:~/Maildir
サーバを再起動させます。
# shutdown -r now
動作確認
それではメーラなどを使用して動作を確認してみます。今回も「Thunderbird」を利用して動作確認をしてみたいと思います。 上部メニューの「ツール」→「アカウント設定」を選択します。
そして表示されるウィンドウの左下部にある、「アカウントを追加(A)」をクリックします。

メールアカウントを選択して、「次へ」をクリック。

差出人の名前と、「ユーザアカウント@ドメイン名」のメールアドレスを入力します。

サーバの種類は「imap」を選択。受信サーバはサーバのIPアドレス、もしくはドメイン名を記入します。

認証可能なユーザアカウント名を入力します。

アカウント識別用の名称なので、自由に記入してください。

間違いがないことを確認して、「完了」をクリックします。
以上で設定は完了です。
メイン画面から受信ボタンを押し、正しく接続できることを確認してください。